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紅葉するハクモクレンの話2

 

 

公園の企画運営チームの方から電話をいただいたのは

手紙を出して1週間後のことでした。

 

やはり中に入って落ち葉を採ることは

少し難しいかもしれないとのお返事でした。

 

ただ・・その落ち葉を使った作品を

公園の展示スペースで展示するというような目的があれば、

もしかするとOKが出るかもしれないとのこと。

 

寄贈でも展示でもするので

収穫できるようにしてもらいたい旨を伝え、

返事待ちとなりました。

 

 

 

 

それから1か月ほど経ちました。

 

忘れられてしまったかなと心配になったころ、

電話が鳴りました。

 

 

結果は・・・

 

 

「理由はどうあれ、

立ち入り禁止区域に一般の人が立ち入ることはできない」

 

そういう国からのお達しとのことでした。

 

 

 

やっぱりね。

 

がっかりはしましたが、

想定内の返事ではありました。

 

 

ところが、そのあと

 

「ただし、今年だけということなら

スタッフが替わりに落ち葉を拾いますがどうでしょうか?」

 

とのご提案。

 

 

むしろこちらの方が想定外で驚きました。

 

 

「国から許可がおりなかった」

と結果を伝えるだけでもいいはずなのに、

ちゃんとこちらに配慮してくださったのです。

 

「今年だけ」という条件ではあるけれど、

その配慮をとても嬉しく思い、

ありがたくお願いすることにしました。

 

 

 

 

対応してくださった方は

こちらの要望をていねいに聞いてくださいました。

 

紅葉も終盤の頃になると

木の様子を写真でお伝えくださったり、

わからないところは質問してくださったり、

きれいそうな葉っぱは分けて収穫してくださったり。

 

思う以上によくしていただきました。

 

その気持ちがありがたく、本当に感謝です。

 

ただ今年は11月におかしな雪が降ったりで、

あまりいい落ち葉を収穫できなかったのは残念でしたが。。

 

 

 

 

 

結果はともかく。

 

公園の方とやりとりする中で思い出したんです。

 

何年か前にこの公園で

「もっともっと」と落ち葉を拾っていた時に

葉っぱの神様(自分の直感のようなもの)に言われたこと。*

 

 

「自分の手に負える分だけ拾いなさい。

自分の手に負える分だけ落ち葉を収穫し、
それでできる分だけ作品をつくる。

それでじゅうぶん。

あなたはその少しの落ち葉と少しの作品で
ちいさな暮らしを立てることができるよ。


だいじょうぶ、自然はよくできているよ。

必要な分だけ手に入れて
身の丈にあわせて種をまく。

そうすることで暮らしていけるようにできている。」

 

 

 

私は落ち葉でステンドグラスをつくるようになって

この葉っぱの神様にいろんなことを教えられてきました。

 

いつも禅問答のような少し難しいことを言われるのだけれど、

なぜか心の底から腑に落ちて、それは正しいとわかる。

 

このときも本当にはっとさせられて、

胸がどきどきして止まらなくなったことを覚えています。

 

 

自然(本質)に沿っているのなら、

必要な時に必要なものが手に入るようにできている。

 

紅葉するハクモクレンの葉が手に入らないと気を揉むのではなく、

自分が本質から外れていないかどうかということに気を配る。

 

本質から外れていなければ、

それが必要であるならば、

それはまた必ず手に入る。

 

だから自分は淡々と仕事すればいい。

 

 

この一連の出来事はそんなことを思い出させてくれたのでした。

 

 

 

 

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